私の動機は「こういうものがほしい」「こういうことをしたい」「こういう風になりたい」です。
なんのこっちゃですね。
ツイッターを見ていたら、こんな記事の紹介があったので。

面白いストーリーに必要なアレ

私自身は、自分が一番に書きたいものはなにかを明確にするのが大事だよ、というお話だと受け取りました。

本格的に創作の活動を始める前、私はオンラインゲームで自分なりの遊び方を色々と追求していました。
狩りには向かない(←この時点で既に道を誤っている)ヒーラーキャラで、いかに効率的に楽しく狩るか。
おしゃれをテーマにしているゲームだと謳いながら、センスをどこかに置き忘れた狩り用装備をいかにかっこよく着こなすか。
初期装備の防御力最低クラスのお気に入りアクセサリーの精錬(ゲーム内アイテムを使い防御力を上げる)を誰よりも情熱的に行い、それを高レベルの狩り場でも実際に使用したり、
独自すぎて誰もうらやましがらない方向に情熱を傾けていました。
女性用装備ばかり充実して、男性用装備は使い回しかセンスのないジョークものばかりで、自キャラ(ほぼ男子)をいかにかっこうよく仕上げるかに燃えていた自分は常に不満を抱えていました。
ファンタジーでは本来花形である剣士は、どこのオンラインゲームでも不遇のようで、それもまた自分の情熱を無駄に注ぐ要因になりました。

この満たされなさ、実は創作の大事なエネルギーだと思います。
世に多く出回っている、無個性な男子主人公がある日突然理由もなくもて始める、
今の生活に満足していない主人公が、どうした理由でかなにかに選ばれて異世界で強力な戦士となる、
こうした類のお話は、多くの普通の人が普段から漠然と抱いている欲求で、そのリアリティはともかく共感し自己投影できる読者が多いから成立しているわけです。
自分のなりたいもの、ほしいもの、やりたいこと、それこそが創作の大本のエネルギーなのだと思うのです。

今はまだ当否の発表すらありませんが、メカつくに応募した企画の発想のきっかけも、「こんなのがあればいいな」でした。
私の書くお話には、必ずこういうことをやりたいな、こういう人になりたいな、こういうひとがいたらいいな、という理想や希望が込められています。
そして、その根源的な部分にある欲求は、「わくわくしたい」これに尽きます。

こうした活動で、お話以外にも、現実世界にできあがりつつあるものがあって、これもまた楽しいです。

それまで遊んでいたオンラインゲームは、もうこれ以上は続けられないかなと思っていたところに、ゲーム内容とは別の所からとどめを刺され、インしなくなってしまいましたが、
今にして思うと、よいきっかけになってくれたと思います。
遊んでいた時間を無駄だったとは思いませんが、もう新たにオンラインゲームを始めることはないでしょう。
それ以上に面白いことを見つけてしまいましたから。

siinaipqi