ウオッカ、テキーラ、日本の焼酎など、世界中のすべての蒸留酒は、9世紀にイスラームで錬金術のために発明された蒸留器「アランビク」からはじまった。メ ソポタミアからヨーロッパにもたらされた「液体のパン」ビール、ペストの恐怖が育てたウイスキーとブランデー、飲料水代わりだった大航海時代のワイン、冬 の寒さが生んだ奇跡の酒シャンパンなど、世界をめぐる多様なお酒の意外な来歴と文化がわかる、おもしろ世界史。 《amazon商品説明より》


知っておきたい「酒」の世界史 (角川ソフィア文庫)

私と一番付き合いの長い 某氏 がやたら酒に強い設定なもので、ちょいちょいお酒の歴史について調べている中でみつけた一冊。
紙でも出ていますが、私が購入したのはセールの時の電子書籍版。

こうした知識ものは、読む人も実益を求めているせいか、カスタマーレビューが冷静で理論的なのでとても参考になります。
同じ「知っておきたい」シリーズの中でも、この著者のものが何作かありますが、この「酒」が一番評価が高かったので買ってみました。

まず、お酒の始まりといえる蜂蜜酒<ミード>。
すみません、ファンタジー大好きとかいいながらこの名前は初耳でした。
耳にしたことのあるお酒はほぼ網羅していて、歴史に登場した時期や産地、由来やいわくを丁寧に紹介しています。
実はまだ、読破まで20%ほどあるのですが、全体の五分の一まで読み進めた辺りから「いい買い物をした」としみじみ思った読みやすさと知識量で、その感想は今も揺らいでいません。
お酒そのものに興味のある方もそうですが、とりたてて創作の資料として必要がない方でも、読んでおいて損はない一冊です。きっと、生活の中のちょっとした描写に奥行きが出てくることでしょう。

ねこみみ